我が家は毎年必ずバリに行くんですが、もう故郷化していて警戒心ゼロ(笑)
移動もバイクだし、近所のコンビニに行くような姿で夜もふらついています。
2018年の年末にバリに行った時、友達の家で夜遅くまで動画編集をしていた帰り道、AM2時頃かな?
すぐ近くだったのでホテルまで歩いて帰っていたら私のバッグをひったくられました。
ヴィトンのバッグにmac book、ポーチに財布にGopro・・・。
めちゃくちゃ暗くて細い道です。後ろから来てサッと。相手がバイクなので追いかける事も出来ず…。
携帯はポッケに入ってたのでよかったんですが、諦めてホテルに戻って翌朝警察署へ向かいました。
夜はクタクタだったので、朝保険会社に被害報告の電話もしました。そこでも警察署に行くよう指示されます。
私はいつもインターネットだけのSIMを使っているので電話がかけられません。ホテルのフロントで電話を借りました。
国際電話になりますが、高くても数百円で貸してくれるし、最悪すぐに保険会社に折り返してもらう事も可能です。
なので必ず盗まれたという一報を入れてください。
他の国の手順はわかりませんが、バリでのやり方を書いておきますね。
ポリスレポートを発行する
保険会社に保険金請求をする時に必ず必要になる書類です。これがないとお金はおりません!
手続きする際は必ずパスポートを持っていきましょう。
※私の場合はパスポートは無事だったので持参できたけど、パスポートも無くなってしまった場合はこの後に再発行手続きをしに大使館行きです・・・。
こちらがトゥバンの警察署です。ホテルがトゥバンだったのですぐ着きました。
通りに大きく「POLISI」と書いてあるのですぐわかります!
建物に入ってカバンを盗まれた趣旨を伝えると、書き方が日本語で書かれた用紙を貰えます。
まずは手書きで必要事項を埋めていきます。
名前、性別、出生地、生年月日、宗教、職業、国籍、パスポート番号、滞在先住所、日本の住所、電話番号を記入します。
次に盗まれた物の詳細を分かる限り記入します。私は警察署に行く前に持っていたバッグやパソコンの型番を全部調べてから行きました。
その方が保険金請求時にスムーズだと思います。
この時に警察に伝えていない物は、請求できないので書き忘れの無いように!!細かくブランド名、型番、色など分かる物は伝えます。
その後は、おまわりさんに盗難にあった経緯を伝えます。グーグル翻訳でも分かってくれそうでした。
重要なのはいつ、どこで、何時何分に、どんな人に捕られたか。を説明すること。
この内容をパソコンで打ち直して正式な書類にして発行してくれるので暫く待ちます。
呼ばれて別室に行くと、手数料Rp500,00くらいだったかな?を、支払ってハンコを押してもらって終了です。
個人情報の部分は隠していますがこれが実際のポリスレポートです。帰国まで大事に保管しましょう。
保険会社への請求
帰国後すぐに再度保険会社へ電話をします。ご丁寧な慰めの言葉を頂き、保険金請求の手続きに入ります。
今回怪我はしていなかったので、携行品損害保険のみ使う事になりました。
この保険で補償される金額は保険の内容に寄って違います。
あとで詳しく説明しますが今回は限度額50万円。
オペレーターの方に事故状況と盗まれた物の説明をします。
この時に商品名とか年式なんかも細かく聞かれるので先にメモして用意しておいた方がスムーズです。
で、散々電話で伝えた後に、必要書類を送るのでそこに盗難品の内容を記載して下さいってwwwww
じゃあ電話で言う必要あったのかよ(笑)
という二度手間ののちに、郵送で保険金請求書類が届きます。その頃我が家では数年前に買ったパソコンやカメラの領収証や保証書探しに必死です(笑)
なるべく、持っていたことを証明するものを送って下さい、と言われます。通常は領収書や保証書。購入履歴のページを印刷する等。
今回請求した8品のうち、ブランド物は頂き物だったため実際に領収書類が用意できたのは4点だけでした。
必要書類を返送して数日すると、審査終了の電話がきました。その後郵送で支払明細書が届きます。
戻ってくるのは購入時の金額ではなくて、減価消耗率ってので計算されるみたい。何年使ったか、とか。
その割合は物によって違うみたいで、全部細かく書いてありました。
この保険は1品あたりの限度額10万円なので、バッグとmac bookはマックスの10万円支払われました。
その他の物も、ちゃんと補償されたのでよかったです。
結果348,500円が支払われました!!
海外旅行保険の比較
今回はデルタアメックスゴールドカードの利用付帯で保険を使う事が出来ました。
もっと高い物を盗まれてしまったり、スーツケースごと盗まれて品数が多い、って場合は複数の保険の限度額を合算できるみたい。
せっかくなので、海外旅行保険の携行品損害の事をちょっと書いておきます。
種類もいくつかあります。
・ネットや空港で任意で入る海外旅行保険(アジア4日間で3,000円みたいなやつ)
・年会費が無料のクレジットカードに付いている海外旅行保険(自動付帯/利用付帯)
・年会費が有料のクレジットカードに付いている海外旅行保険(自動付帯/利用付帯)
・ゴールドカード以上のクレジットカードに付いている海外旅行保険(自動付帯/利用付帯)
※ここでは携行品損害保険が付いている会社のものを紹介します。
海外旅行保険の中にもこの補償がない物もありますので要注意!!!
エポスカード 自動付帯
横浜インビテーションカード 自動付帯
セゾンブルーアメリカン・エクスプレスカード(26歳以下初年度無料)自動付帯
楽天カード 利用付帯
携行品損害の限度額(横浜インビテーションカードの場合)
三井住友VISAクラシックカードA 年会費1,500円(初年度年会費無料)利用付帯
アメリカン・エクスプレスカード 年会費12,000円 利用付帯
携行品損害の限度額(三井住友VISAクラシックカードAの場合)
ANA ワイドゴールドカード 年会費15,120 自動付帯
ミライノカード 年会費3,000円 自動付帯
dカードゴールド 年会費10,000円 自動付帯
デルタスカイマイルアメックスゴールドカード 年会費26,000円 利用付帯
携行品損害の限度額(デルタスカイマイルアメックスゴールドの場合)
今回私たちはデルタアメックスゴールドカードで支払いをしたので、海外旅行保険が付帯されました(利用付帯)
(このカードは航空券代、ツアー代金を支払った場合、支払ってない場合で補償内容が違います)
カード名義はくりちゃんです。私は家族カードになるんですが、旅行代金をこのカードで支払っていたので私のバッグが盗まれた場合にも適用されました。
で、このカードの限度額は50万円です。
複数の保険の限度額を合算することができるようですが、今回の被害品はそんなに品数がないのでアメックスの保険1つで足りました。
その他にもエポス、楽天、ANAワイドゴールドVISAカードって色々と持っていますが、万が一の時は全ての限度額を合算することが出来ます。
まとめ
今回は物を盗まれてしまった、壊れてしまった場合に使える携行品損害保険について書きました。
それ以外にも海外旅行保険にはたっくさんありがたいサービスがあります。
年会費かかるクレジットカードをもったいない。って人もいるけど、金額によっては年に1回の海外旅行でも保険料だけで元が取れる場合もあります。
学生さんやフリーターは自分のために無料のクレジットカード。